伊那市(上伊那)で起業したい方へ②~起業者実態編1~

前回に引き続き起業に関する記事になります。

まず、そもそも論として、すでに経営・起業している人、起業に興味のある人・ない人が、どの程度の割合なのかをご覧ください。

全体からの抽出ですが、起業に無関心の人が77,7%。起業希望の人が10,2%。過去に起業に関心があったけど今はなしという人が4,8%。すでに企業経営者である人が2,9%。起業準備中の人が2,3%。起業家(経営者ではない)の人が2,2%。という順になっています。

特にこのグラフでどうの……ということはありません。ただ、約85%(無関心者と過去に関心者)の人が起業に興味がない中で、自分が起業をしたい!という気持ちをどれだけ周りの人が理解をしてくれるのか?という点は、少数派ならではの難しさなどが見え隠れする数字だと思います。


次は、起業しようと思った理由についてです。

このような理由で起業を志されたわけですが、共感をするのか、自分とは違う感覚なのか、それはわかりませんが、他の起業者の方は、このように感じ、起業を志し、努力をされた……ということを理解をして、ご自分の起業に対する本当の思いを見つめなおす材料にして頂ければと思います。。


続いては、起業時の年齢についてです。

とても残念な話ですが、40歳以下の年齢で起業される方が、とても減っている現状があります。逆に60代以上の方の起業者割合が増えており、定年後に趣味を兼ねて…という話なのか、第2の人生の始まりということなのか、この年代の方が多く起業されている点も興味深いものがあります。若くから起業される方もいれば、年を重ねてから起業をされる方もいます。あまり年齢については気にせずに、起業をしたい時が起業のし時なので、この辺りはあまり気にさせずともよいでしょう。


続いては、起業者の起業パターンについてです。

完全独立起業のパターンと、兼業・副業のパターン。このふたつで8割弱となっています。皆さんも想像していたであろう、起業する人っていうのはこういう感じなんだろうな?という定番の形かと思います。勤めていた企業を取引先にできたり、関連会社化した企業を任されたりというのは、ビジネスモデル的にはスタートアップ(起業直後)が非常に楽な経営が出来るようになるので、お勧めの形ではありますが、現実問題として顧客化するのは難しい面があります。

ですので、現実的には“最初の顧客をどう作るか?”ここが完全独立開業をする際の、本当に注力するべきところになります。


今回もこのテーマでは記事が長くなりますので、次回へ続きます。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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